東西和諧の永続社会を
                              内科医  納  利 一  (61歳)
 日本東洋医学会の今世紀最初の学術会議が先月、札幌市で開催された。
大会テーマは「二十一世紀を拓く 東西和諧の医療を求めて」であった。東
洋医学と西洋医学を和諧して人類の永続を約束できる新しい医療を創造し、
普及させていこうとする熱気があふれていた。ちなみに和諧とは、やわらぎ
調和すること。仲よくすること。
 新世紀維新。社会全体が大きく動きはじめた。人間とは何か、社会とはな
にか。共生、循環、永続の人類社会を実現していくにはどうしたらよいか。
私たち一人ひとりの心の中で、家庭で、職場で、地域社会で、国家で、国
際社会で東洋社会と西洋社会が和諧していくことによって道が開けていく
のではなかろうか。
 古今東西の知恵を集めて健康づくり、むらまちづくり、地域の健康から世
界の健康へ、現在の健康から未来の健康へ を願うものだ。
          2001年(平成13年)7月23日 南日本新聞 「ひろば」 より転載
                  東洋医学的健康づくりの実践的研究