両親、納利隆・マサからの希望のメッセージ |
− 宣契上人作 孝行和讃 − |
母マサの一回忌の日 (平成22年6月15日) |
長男 納 利 一 (70歳) 記 |
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父母は先祖を大切にしていた。毎朝、朝ごはんのお初を供えて仏壇に手を合せ |
た。子供たちを大切に育てながら、兄弟姉妹はじめ親戚と仲よくつきあい、みんな |
を大切にしていた。子供たちの友だちも大切にしてくれていた。職員や患者さんを |
大切にしていた。今でも多くの人々から「あなたのお父さんお母さんにはお世話に |
なりましてね・・・・・・」 と父母の思い出を聴かせてもらっている。 |
父母は孝行和讃を子供たちに読み聞かせていた。孝行和讃の教えをまじめに |
実践したのが両親の生涯であった。孝行和讃を口にする度に両親を思い出す。 |
孝行和讃は両親から子孫への希望のメッセージである。 |
父母から受け継いだ孝行和讃を共生絆相続を支える神仏親先祖崇拝の教典 |
として役立てていきたい。 |
共生絆相続とは人類社会を健康に永続させることを目的として「われづくり・ひ |
とづくり」、「永続的小社会づくり」を世代を越えて続けていくことである。相続とは |
故人の生涯に過去を学び、それを現在と未来に活す御恩のかけはしである。先 |
人の御恩を受けて「われづくり」、御恩返しは明日への「ひとづくり」、「永続的小社 |
会づくり」。 |
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