保健、医療、福祉は自分たちで
                                        内科医  納  利 一  55歳
 ゴールドプランが新ゴールドプランにとなった。二十一世紀のあるべき姿を求めて
行政指導が強化されつつある。
 保健、医療、福祉はだれがすべきか。公がしてもうまくいかない。私がしてもうまく
いかない。自分たち自らが、みんなで力を合わせて実行しながら、実現していくべき
のものであるような気がしてならない。
 一人がみんなのために、みんなが一人のために、暗いと言わずに、自ら小さな光
になろう。小さな光が集まって、大きく広がる、健康づくり・むらまちづくり。ああ歩き
始めよう。歩き続けていこう。ひろい意味の健康への道を求めて。
 古今東西の知恵を集めて、健康づくり・むらまちづくり。地域の健康から世界の健
康へ、現在の健康から未来の健康へ
               1995年 平成7年3月23日 南日本新聞「ひろば」 より転載
むらまちづくり甲突川