全 人 超 音 波 診 察
                                             医師  納 利一 ・ 新村 英士
                                             技師  下園 大介
 全人超音波診察とは全人的な診察に超音波検査を活用することです。対話を重視し、超音波映像下圧療法、
超音波検査時追加問診などを行ないます。体位変換を活用してより小さな病変をより鮮明に描出していくため
の工夫を重ねています。背臥位背側走査のためのベッドの改良、立位圧迫走査用の立位台、腹臥位腹壁走
査用の補助台などを活用し、お一人お一人に十分な時間をかけてていねいに検査しています。
 目に見えるより小さな所見を見のがさないように心がけるとともに、対話を重視し、病気の原因となった生活
習慣やものの考え方などにもアプローチしています。
 診察室で医師と技師が協力して病態を診断し、治療方針を決定していきます。さらに必要があれば、その人
の病態の診療に最適と思われる医師や医療施設に紹介します。無痛無害の全人的超音波診察を起点とする
連携医療が、医療の向上と医療費の節約に貢献できるものと信じます。
                             2008年 平成20年3月13日 内科医 納 利一  68歳 記
超音波と内視鏡のはさみうち診断
超音波映像下圧療法
立位台
腹臥位腹壁走査台
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