鹿 児 島 超 音
波 医 学 研 究 会 |
鹿児島超音波医学研究会は鹿児島の超音波医学の進歩と普及を図るため、超音波医学に |
関する主として臨床応用についての発表、知識の交換、情報の提供などを行っております。 |
平成6年12月に発足し、医師をはじめ超音波検査をめざす技師の超音波診断の知識を広げ、 |
技術を向上し、研究発表の機会をつくることを目的として活動しています。 |
この研究会は、鹿児島腹部超音波診断同好会(愛称:エコノミ会)の流れをひきついで |
います。エコノミ会は、現鹿児島超音波医学研究会の橋口会長、納副会長が中心となり昭 |
和52年12月1日に第1回例会を開催し、以後16年8ヶ月間、1回の欠会もなく200回の |
症例検討会または講演会が行われましたが、超音波検査普及の歴史的役割を果たしたとし |
て平成6年7月29日に福井洋先生(当時、長崎記念病院副院長)のエコノミ会最終記念特 |
別講演をもって閉会となっています。名称は経済学だけでなく、エコー(超音波)をコノ |
ミ(同好)ますの意を含んでいました。 |
平成6年当時、超音波に関する進歩にはめざましいものがあり、無侵襲な検査法として |
広く普及してきていました。超音波活用の場の拡大にともない、技師が検査を行うことが
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必須となる状況になってきました。そこで、当時鹿児島市医師会長である松岡克己先生の |
ご助言および中村一彦先生、草野健先生、皆越眞一先生の協力によりエコノミ会の伝統を |
活かしながら、より広く、より深く追求する場として、放射線技師、臨床検査技師などコ |
メディカルを含む新たな研究会として、鹿児島超音波医学研究会が設立されました。大き |
な特徴は循環器部門が新たに作られたことです。平成6年12月9日に吉川純一先生(当時、 |
神戸市立中央病院循環器センター内科部長)による設立記念特別講演で活動を開始してい |
ます。 |
設立14年目の本年4月、ホームページを開設して会運営の円滑を図りより一層の発展を |
期します。現在、会の運営は医師の指導のもとに技師が中心となって行っています。 |
研究会会場としては鹿児島市医師会、鹿児島医療センター、鹿児島厚生連病院、鹿児島 |
県厚生連健康管理センター、南風病院にお世話になっています。 |
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活動内容 |
特別講演 :年2回、4月・11月実施 |
月例研究会:年10回、4月・11月以外の毎月実施、腹部部門と循環器部門を隔月実施 |
場所:腹部部門:鹿児島厚生連病院、循環器部門:鹿児島医療センター |
実技講習会:年1回、8月実施、場所:鹿児島県厚生連健康管理センター |
内容:腹部部門(含消化管)、循環器部門(含冠動脈)、頸部血管、 |
末梢動静脈、甲状腺 |
会誌発刊 :2年に1回、隔年発刊 |
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