| 不戦の国、星は慈悲の心から |
| 内科医 納 利 一 (69歳) |
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| 先日、「ブッダの教え一日一話」(アルボムッレ・スマナサーラ)著が出た。 |
| その12月15日のページに慈悲の心を育てる四つの言葉を口ずさむと人格 |
| 者になれる、とある。 |
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| 一、私が幸せでありますように。 |
| 二、私の親しい人々が幸せでありますように。 |
| 三、生きとし生けるものが幸せでありますように。 |
| 四、私の嫌いな人々も私も嫌っている人々も幸せでありますように。 |
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| この「私」を「国」に置きかえて口ずさんでみると、国々が「不戦の国」となり、 |
| 地球が「不戦の星」となっていくような気がしてくる。 |
| 日本の嫌いな国々も、日本を嫌っている国々も幸せでありますように。アメ |
| リカの嫌いな国々も、アメリカを嫌っている国々も幸せでありますように。 |
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| 2008(平成20)年11月24日 南日本新聞 「ひろば」 より転載 |
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